身体拘束は患者の自由を制限することであり、尊厳ある生活を阻むものです。当院では患者の尊厳と主体性を尊重し、拘束を安易に正当化することなく、従業員一人ひとりが拘束による身体的・精神的弊害を理解し、拘束廃止に向けた意識を持ち、緊急やむを得ない場合を除き身体拘束をしない医療・看護の提供に努めます。
当院は、患者または他の患者等の生命または身体を保護するために緊急やむを得ない場合を除き身体拘束や行動制限を禁止する。
この指針でいう身体拘束は、抑制帯等患者の身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限をいう。
患者または他の患者等の生命または身体を保護するための措置として、緊急やむを得ず身体拘束を行う場合は、次の「3要件」をすべて満たしている事が必要である。
上記「3要件」について医師等・看護師を含む多職種で検討し、医師が指示し、患者・家族等への説明と同意を得て行うことを原則とする。
当院では肢体不自由や体幹機能障害があり残存機能を活かすことができるよう、安定した体位を保持するための工夫として実施する行為については、身体拘束等禁止の行動の対象とはしない。
身体拘束を行う必要性を感じさせないために、日常的に以下のことに取り組む。
薬剤による行動制限は身体拘束には該当しないが、患者・家族等に説明を行い、同意を得て使用する。
院内に身体拘束最小化対策に係る「身体拘束最小化チーム」(以下「チーム」という。)を設置する。
医師、看護師、薬剤師、理学または作業療法士、メディカルソーシャルワーカー、介護福祉士、事務員等の「別表」に掲げるメンバーをもって構成する。
原則として毎月1回開催するものとする。ただし、必要と認めるときは、臨時に会議を招集することができる。
医療・ケアに携わる職員に対して、身体拘束最小化のための研修を実施する。
患者の生命または身体を保護するための措置として、緊急やむを得ず身体拘束を行わなければならない場合は、以下の手順に従って実施する。
当院での身体拘束最小化のための指針は当院マニュアルに綴り、職員が閲覧可能とする。
滝川脳神経外科病院
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